そもそも「コミケマリモなんて知らない」って人にはもうなーんも意味のない自慢話。
「コミックマーケット」略称「コミケット」愛称「コミケ」、
それは70年代から続く漫画同人誌即売会。最初は公民館規模だったと聞くけど、
僕が高校生の頃には既に静岡県までその名が届く程メジャーなものになっていました。
その後「コミケ」という名称は漫画同人誌即売会の代名詞のようになってしまいましたが、
いまだにコミケット以外の即売会を「コミケ」と呼ぶのには抵抗があります。 コミケ会場がTRC(東京流通センター)になった時はフロアが分散して大変でした。 TRC第一回の時、階段に糸くずホコリが玉になって転がっているのを見て、 西部劇の枯草玉を連想したのですが、とっさに出た言葉は 「あぁ、コミケマリモだ」 でした。聞いていたのはその場にいた10人ぐらいの見知らぬ人達でした。 その後、コミケットカタログのマンガレポートに 「コミケマリモ」の名を見かけるようになり、再び晴海会場に戻っても 「晴海にもコミケマリモが!」という記述を見受けました。 なんかすっかり定着しているのでちょっとびっくり。 僕があの時そう呼んだ名前がそのまま伝わって今に至るのか、 僕が呼んだのを聞いた人はみんな忘れてしまって他の人が呼び出したのか、 確かめる術はありませんが、これだけは確かです。 「僕が『コミケマリモ』の名付け親(のひとり)です」 2004年2月12日 |