インターネットつなぎます

 これから新規にパソコンを買う方なら、お求めの販売店でも頼めるでしょう。
 でも、ちょっと旧式化したマシンを既にお持ちの方なら?
 インターネットでWWW(いわゆる「ホームページ」)を見て メールを出し入れするだけなら Windows98が動くパソコンとモデムさえあれば 新しいマシンを買う必要はありません。
 さすがに最近ではDSLやFTTHといった高速通信環境、 いわゆる「ブロードバンド」を前提とした動きのあるページを見るには もうちょっとマシンパワーが必要になりますが、それでもWindows98後期の マシンで結構通用してしまいます。

 Afterはこういった「まだインターネットにつながってないマシン」や 「以前つながっていたのにつながらなくなってしまったマシン」の 面倒みます。完動状態のマシンとモデムがあれば1台5千円とみて下さい。

 更に、複数台のPCをお持ちの場合、 家の中にLAN(峡域ネットワーク)を組む事で1本の回線で複数台のPCを 同時にインターネット利用可能にできます。ご相談下さい。

 インターネット・サーヴィス・プロヴァイダ(ISP)選びの相談もご遠慮なく。 ご利用状況に合ったISPを紹介いたします。

Afterがお薦めするISPの例

* アナログ56Kbpsは下りのみ、上りは最大33.6Kbpsです。 *
ISP名 速度(最大) 費用 備考 こんな方にお薦め
J-GATE アナログ56Kbps
ISDN64Kbps
入会金\5,000
額\9,480
+NTT通話料
複数の場所から
アクセスする方にも有効
ダイヤルアップで月に
通話料千円以内
Yahoo!BB 下り8〜45Mbps
上り1Mbps(Max)
月額\3,138(8M)
〜\3,938(50M)
ADSLはNTT局舎からの距離で
速度がかなり変わります
ダイヤルアップで月に
NTT通話料2千円以上
Yahoo!BB
リーチDSL
980Kbps
(上り/下りとも)
月額\3,138 リーチに対応していない
局舎もあります
NTT局舎から遠くて
一度はADSLを諦めた
アルファネット
無料接続サーヴィス
アナログ56Kbps
ISDN64Kbps
電話料のみ 契約なしで即利用可能 ごくたまにしか使わない
メールアドレス不要または
別に用意できる
アルファネット
フレッツiコース
64Kbps 月額\300または
年額\3,300
+フレッツi
(月額\2,800)
フレッツiのみの
激安コース
・現在ISDN固有の
 サーヴィスを利用
・ADSLもFTTHも届いてない
Biglobe (他ISPを利用) 月額\200 Biglobeは他ISPから
でもメール受信可能
その時その時安いISPに
乗り換えつつメールアドレスは
変えたくない
CCNet
エコノミーコース
下り256Kbps 初期費用\18,000
月額\2,800
CATV未加入の方、
アパート/マンションの方は
初期費用\34,000
一戸建に住んでいる
CATVに入っている
速度はそこそこでいい
CCNet
スーパーコース
下り20Mbps
上り1Mbps
初期費用\18,000
月額\4,200
CATV未加入の方、
アパート/マンションの方は
初期費用\34,000
一戸建に住んでいる
CATVに入っている
固定電話がない
(2003年7月現在)
Y!BBユーザなら誰でも出品できる
「DoIt!フリマ」も始まりました。

*** ISP(プロヴァイダ)とメールアドレス/URL ***

 ISPを乗り換えたらメールアドレスやホームページのURLも変わってしまう。 割と当り前にそう思われていますが、実はそれは宿命ではありません
 ISPがユーザに発行するメールアドレスやホームページスペースを使っていれば ISPを変えるたびにメールアドレスやURLが変わるのは当然ですが、 「ISPが発行するアドレス」を使わない、という選択肢もあるのです。
 例えば、上の表に紹介したBiglobeはISPとしては従量制(1時間まで定額、 月額\200:税別)というコースが選べます。 この契約をして接続に全く利用しなければISP利用料金は加算されません。 BiglobeのメールアドレスはBiglobeでつながなくてもメールの送受信が可能ですから、 インターネットへの接続には他のISPを利用していてもずっと同じアドレスが使えます。 ISPを乗り換えても、ノートPCで外出先のLANから接続しても、メールを出し入れできます。 多くのISPでは「外部からの接続ではメールは受信のみ可」という対応が多い中、 これは助かります。 OCNでも外部からの送信が可能ですが、OCNの最安コースは月\400(税別) ですのでAfterではこの用途にはBiglobeを薦めています。
*2005年7月加筆:
 ISPに依存しないメールアドレスを安価に提供する業者も登場してきており、現在ではこちらを薦めています。

 ホームページのURLも、ISPで無料提供するものではなく、 独自に取得すればISPを乗り換えてもずっと同じURLでホームページを運用できます。
 無料スペースもあちこちにありますが、広告が入るのを嫌う方やご商売での利用を 考えている方はこの際「独自ドメイン」を取ってしまうというのはどうでしょう。 ずっとメールアドレス/ホームページURLは変わらないのでお客様にアドレス変更による 手間や迷惑をかける事がありません。こちらが続けてさえいれば1年後、 10年後に思い出して訪ねてきて下さる方もちゃんと迎えられます。
 独自ドメインにはレンタルサーヴァが推奨です。 自宅サーヴァはメンテナンスに手間がかかりますし専門知識も要求されます。 レンタルサーヴァならサーヴァ自体の管理は業者がやってくれるので楽々安心。 最近では独自ドメインを取っても年額1万円を切る業者も登場してきています。 クレジットカード決済サーヴィスも低価格に提供してくれます。更にサブドメインを利用すれば年額5千円を切る業者もあります。
 「ISPを乗り換えても変わらないメールアドレス」 「URLの変わらないホームページ」をご希望の方は一度ご相談下さい。

*** ADSL豆知識 ***

* 12Mは8Mより速くて接続性が高い

 NTTのフレッツ・モアもYahoo!BBも、12Mサーヴィスは8Mに比べて 局舎から近くても遠くても速度が出て、 しかも遠い場合「8Mだとつながりもしなかったのに12Mだとつながった」 という事例も発生します。これは12Mが「オーヴァラップ方式」といって 8Mでは上り専用に確保していた比較的周波数の低い領域を下りにも使う ためです。実は8Mと12Mは同じ広さの帯域を使ったサーヴィスなのです。

図1:8Mの利用帯域

下り  ■■■■
上り ■■ 
音声    

図2:12Mの利用帯域

下り ■■■■■■
上り ■■ 
音声    

 8Mでは下りに高い周波数帯のみを使うため、局舎から遠くなって 高い周波数が減衰して届かなくなると下り速度が極端に低下します。 実際、猿橋の近くの家で8Mコースで「上り300Kbps、下り65Kbps」というケースを 見ています。 12Mでは高い周波数帯が減衰していても下りの帯域が極端に狭くなる事もなく、 安定につながるわけです。 多分この家も12Mに変えれば下りも300K以上になるでしょう。 (リーチDSL なら多分もっと出る…苦笑)

* では20M超の新サーヴィスはどうよ?

図3:24〜26Mの利用帯域

下り ■■■■■■■■■■
上り ■■  
音声      

 このように、使う帯域を上へ倍に広げて広帯域を実現しています。 ですから、高い周波数の減衰するエリアでは12Mと比べて差が出ません。目安では、 26M ではだいたい局舎から2Kmぐらい、 50M では1.5Kmぐらいが差の出る限界で、 それを超えると差はきわめて小さくなります。 ISPによっては「遠くても1割ぐらいは速くなる」と言っています。 月額料金も1割ぐらいのアップですから試してみる価値はある…のかな?
 Afterとしては、12Mコースで6M以上が狙える地域の方に50Mを薦めます。 現在26Mと50Mの月額料金は百円しか差がないため26Mは 薦めていません。

 「2Km」というのはあくまで目安で、 実際には減衰量20dBぐらいまでが差の開く領域、 30dBを超えると「遠くても1割ぐらいは」の領域に入ります。
 ここで確認できます →NTT東日本 電話回線の線路情報
 そして26Mコースでも他のADSL同様約4Km(50dB)を超えたら リーチDSLに負けてしまいます。 →Yahoo!BBの説明例

* その「リーチDSL」って?

 AfterがY!BBの代理店になったのもこの「リーチDSL」があったから。
 リーチDSLはADSL同様「xDSL」の仲間ですが、 より遠くまで利用可能にするために設定された方式で、 最高速度は1M弱ですが9Kmまで安定に届きます。 →Yahoo!BBのリーチDSLのページ
 山梨は東京と違って人口密度が低く、1局舎のカヴァーする範囲が広くなります。 このため局から遠い人も多く、ADSLしか提供していないNTTのフレッツだと申込時に 「局舎遠いから無理です」と断られたり断念するよう勧められたりしてしまいます。
 折角インターネット常時接続を導入しようと思ったのに「遠いから無理」 と断られてしまって諦めていた人にもう一度希望をもたらすこのリーチDSLこそ、 山梨には必要だと思ったのです。実際このリーチDSLで接続してISDNの5〜10倍の 速度が出で喜んで戴いたお客様が何人もいらっしゃいます。
 残念ながらY!BBはこちらの思う程リーチDSLに力を入れてくれてなくて、 県内にもリーチ不対応の局舎はたくさん残っていますし、 やっと26Mが落ち着いてきたと思ったら今度は 50M用施設の導入が優先でリーチ新設/増設はなかなか進みません。 (Y!BBの見解では50Mは6.5Kmまでリーチより高速につながるので 今後もリーチ増設は必要ないと考えている、との事でした。)
 それでも1局舎あたり数十名の希望者をまとめられればY!BBも動きますので 未対応地域の方も諦めずにご相談下さい。
 (参考) →Y!BBサーヴィス提供エリア情報

ホームに戻る