僕、これ数年前に「代表的な甲州弁」として、 「最上級の謝辞」だと誰かに教えられずっとそう信じてました。 ところが「そうじゃないよ」と教えてくれる人たちの説があまりにも似通っているので、 念のため祖父の新盆に集った親戚の識者、渡辺英俊(横浜在住・牧師)と 岩崎正吾(甲府在住・作家)に教えを乞いました。
そしたら何と、これは甲州弁のフレーズではないばかりか日本語ですらない と言うではありませんか。バスガイドが県外からの旅行者に 「印象的な甲州弁を羅列してみせただけ」 のものなのだと。
よく聞くからと言って自分の語彙にない言葉を扱おうとした僕が間違っていました。 もうおこがましい事はせず、地道にやっていこうと思います。